株式会社 日立製作所

uCosminexus Service Platform

製品概要

サービス連携/API 統合を実現する製品です。本製品を利用することで、既存のシステムに手を入れることなく、複数のシステム間の連携を実現します。また、それらの持つ独自プロトコルをREST API(Application Programming Interface)のようなモダンなインタフェースに統合し、新しいサービスとして提供します。システムごとに異なるデータ構造の変換は、GUI(Graphical User Interface)画面を用いて該当するデータを関連付けることで設計することができます。データ型や表記の変換も部品が用意されており、ノーコード/ローコードでデータ変換を開発できます。

解決できる課題

  • 既存のシステムを連携し、新しい付加価値を創造します。HTTP, FTP, DB, TP1など、様々なインタフェースに対応した接続部品を持ち、レガシーシステムを含む多数のシステムと連携が可能です。
  • レガシーなインターフェイスしか持たないシステムに、API(REST)を提供し、新しいニーズに対応します。
  • クラウドシフト/リフトしたシステム、クラウドネイティブなシステムと、オンプレミスに残ったシステムの連携をサポートします。既存システムを有効利用しつつ、段階的なクラウド移行が可能になります。
    ※ HTTP: Hyper Text Transfer Protocol, FTP, File Transfer Protocol, DB: DataBase,

製品/ソリューション概要

uCosminexus Service Platform

  • Red Hat OpenShiftへ対応し、サービスの迅速かつ継続的なリリースを実現
    Red Hat OpenShiftへ対応したことにより、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドでの利用はもとより、DevOps(Development and Operations)を実現し、より短期間でのワークフローサービスの開発、テスト、リリースが可能となりました。
  • 柔軟なシステム構成が可能
    複数の既存のシステムを連携し、新しい価値を創造します。HTTP, FTP, DB, TP1など、様々なインタフェースに対応したアダプタを製品に同梱しており、レガシーなシステムを有効活用することができます。
  • モダンAPI提供による新しい業務への要求に対応
    業務に必要な機能を再利用可能な「サービス」として作成し、サービスの組み合わせでシステムを構築します。ESBにより、レガシーなプロトコルを持つ既存システムも、REST APIを備えたモダンなサービスとして利用できます。個々のサービスは独立しており、入れ替えても他に影響を与えないため、柔軟なシステム構築が可能です。
  • GUIによるビジネスプロセス定義
    画面上にアイコンを貼り付け、矢印で結んでビジネスプロセスを定義します。処理や条件などのアイコンを画面上に配置し矢印で結んで、一連の業務の流れを定義したビジネスプロセスを作成します。すべてGUI操作なので、BPEL言語仕様の知識は必要ありません。視覚的にも分かりやすく保守性向上にもなります。
  • 容易なデータ変換定義
    受け渡すデータのフォーマット変換は、変換前後のデータ構造を定義し、データ要素ごとに線で結んでマッピングを定義するだけの簡単なGUI操作で定義できます。GUIによる定義のほか、COBOL登録集原文ファイルによるデータ構造定義の自動生成や、Excelで作成した定義ファイルとマッピング定義との相互変換など、大量のデータ項目を定義するためのデータ変換定義の一括生成機能も提供しています。変換時に値を加工する変換処理部品は、標準提供のものに加え、ユーザーが独自に定義した部品も使用できます。

    ※1:記載の製品仕様は、2021年12月時点の最新バージョンのものです。製品の改良により予告なく変更になることがあります。
    ※2:Red Hat OpenShiftは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.およびその子会社の商標または登録商標です。

製品サポート

製品に関する情報は、以下をご参照ください。
https://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/cosminexus/esb/index.html

お問い合わせ

ご購入、お見積もりのご相談や、製品に関するご購入前のお問い合わせについては、以下をご参照ください。
https://www.hitachi.co.jp/cosminexus/contact/

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