株式会社 日立製作所

HiRDB Version 10

製品概要

ノンストップデータベース HiRDB は、社会インフラを支える国産データベースとして25 年以上にわたり、公共団体や金融機関などを中心にミッションクリティカルな基幹システムに採用されています。HiRDB の主な特長は、障害発生時も業務を継続できる高信頼性、24 時間365日サービス提供を実現するメンテナンス性、上位互換性保証など充実した製品サポートです。
HiRDB Version 10 では、コンテナ環境への対応や、パブリッククラウド上での高速フェールオーバーおよびオンライン中のデータベース再編成の実現、運用省力化などをサポートし、基幹システムのクラウド化ニーズに対応しています。

解決できる課題

  • 高信頼性:高速フェールオーバーにより障害発生時も業務を継続、ディザスタリカバリ関連機能により災害発生時にも対応
  • 24時間365日サービス提供の実現:サービスを停止せずにメンテナンスが可能
  • 拡張性:並列処理で、ビジネス規模の拡大にも対応
  • コンプライアンスへの対応:不正アクセスからデータを守る堅ろう かつ綿密なセキュリティ機能
  • 充実したサポートサービス:開発者直結のサポート体制、上位互換性を保証

製品/ソリューション概要

HiRDB Version 10

HiRDB Version 10 では、コンテナ環境への対応や、パブリッククラウド上での高速フェールオーバーおよびオンライン中のデータベース再編成の実現、運用省力化などをサポートし、基幹システムのクラウド化ニーズに対応しています。

コンテナ環境への対応

Red Hat OpenShiftで管理するコンテナ上の環境に対応しています。これにより、コンテナの俊敏性を生かして業務開発を効率化できます。また、クラウド環境への移行容易性を向上できます。

パブリッククラウド上での高速フェールオーバー

パブリッククラウド上のHiRDB環境でホットスタンバイをサポートし、高速フェールオーバーの機能を提供します。これにより、オンプレミスのHiRDB環境をクラウドにリフトする場合にも、信頼性を引き継ぐことができます。

パブリッククラウド上でのオンライン中データベース再編成

パブリッククラウド上のHiRDB環境で、オンライン業務を継続しながら、データベース再編成を実行する機能(インナレプリカ機能)を提供します。これにより、オンプレミスのHiRDB環境の運用手順を変えることなく、クラウドにリフトできます。

運用省力化

24時間365日サービス提供のデータベースの運用では、限られたオフライン中に実行する運用項目の調整に作業コストがかかります。HiRDBでは、バックアップやデータベース再編成などのシステム運用に加えて、表への列追加などの業務運用をオンライン中に実行する機能を提供します。これにより、オフライン時間帯に制限されることなく作業を計画できるため、24時間365日サービス提供のデータベースの運用省力化に貢献できます。

※1:記載の仕様は、HiRDB Version 10です。製品の改良により予告なく記載されている仕様が変更になることがあります。
※2:Red Hat OpenShiftは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.およびその子会社の商標または登録商標です。

製品サポート

HiRDB:製品お問い合わせ
https://www.hitachi.co.jp/hirdb/inquiry/index.html

HiRDB:技術資料
コンテナ上でHiRDBを動作させる手順を紹介したホワイトペーパーを公開しています。
https://www.hitachi.co.jp/hirdb/files/tech_info/index.html

HiRDB Version 10 マニュアル
https://itpfdoc.hitachi.co.jp/pages/document_list/manuals/hirdbV10_win.html

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